前からよくあるんだけど、うちの2ニャンのうちどちらかがよく「フードの吐き戻し」をしています。
どっちかなのか?
2ニャンどっちもなのか?
その後、ケロッとして走り回っているし、カリカリもウェットフードも食べているのでさほど心配することではないようだけど…
やっぱり回数が増えると心配になります…
今回は猫の吐き戻しについて、さらに詳しく調べてみました。
1. 吐き戻しの主な原因
猫が吐き戻す主な原因には以下のようなものがあります。
- 毛球症: 猫は舐めることで毛を飲み込みますが、その毛が胃にたまって毛球となり、吐き戻されることがあります。特に長毛種の猫や毛づくろいが多い猫に起こりやすいです。
- 食べ過ぎ: 食事量が過剰であったり、速食した場合にも吐き戻しが起こることがあります。特に多食症の猫や食いしん坊な猫に見られることがあります。
- 食事の変更: 急激な食事の変更が消化器官に負担をかけ、吐き戻しを引き起こすことがあります。新しいフードに慣れるまで、少量ずつ導入することが推奨されます。
- 消化器の問題: 消化器の疾患や感染症、または消化不良がある場合にも吐き戻しが起こる可能性があります。これには胃腸の炎症、腫瘍、または異物の摂取が含まれます。
- 外部刺激: 例えば、ストレス、車の揺れ、または特定の化学物質への暴露などが、一時的な吐き戻しを引き起こすことがあります。
ちなみに、うちの場合をまとめてみるとこんな状況です。
毛玉を吐く
2〜3日に一度はブラッシングをしているので年に数回あるかないかの割合で、コロっと毛玉を吐き出します。
これに関しては回数は少なめなので心配していません。
カリカリを吐く
うちのニャンズは「カリカリ吐き戻し問題」が勃発しています。
やってみた対策は以下の通りです。
- カリカリの形状を見直す
- ウェットフードの導入
- 食間の見直し
カリカリの形状は丸くて小さいものに変えました。
ずっとピュリナワンのカリカリでしたが、三角形のとんがりが刺激になっていた模様。
栄養面は良かったのですが、うちのニャンズには合わなかったです。涙目
また、朝にウェットフードを出すようにしたら食いつきが良くなり、また吐くことも減った感じはあります。
でも、夜にあまり食べていないと逆にがっつき過ぎて「オエ〜」ってすることも…
出す量は少なめにしています。
2. 吐き戻しの管理と予防策
- 毛球症の予防: 長毛種の猫にはブラッシングが推奨されます。定期的なブラッシングで抜けた毛を取り除き、毛球の形成を防ぎます。
- 食事管理: 食事量を適切に管理し、特に多食傾向の猫には複数回に分けて少量ずつ与えることが良いでしょう。急激な食事の変更は避け、新しいフードを導入する際には慎重に行います。
- ストレス管理: 猫がストレスを感じやすい状況を避け、安全でリラックスできる環境を提供します。特に多頭飼いの場合や環境の変化がある場合には、猫の心理的な安定を保つことが大切です。
前述の通り、毛球症に関してはブラッシング習慣で軽減されております。
食事の管理に関しては個体差があるので、様子を見ながら管理する必要があります。
次に、私の失敗例をご紹介します。
胃液を吐くのを軽減するには…
実は失敗した経験として、ダラダラ喰いをなくした方が「ストラバイト尿結石」がでいにくいという情報(誤情報かも?)に踊らされていた時期がありまして…
夜は置き餌をしなくなったら朝型の空腹で胃液を吐くようになったので、置き餌にして自由な食事タイミングを心がけています。
もちろん、衛生面の管理は気を遣っています。
3. 吐き戻しの頻度と獣医への相談
- 頻度: 猫が一般的に数回の吐き戻しをすることはありますが、頻繁に吐き戻す場合や、吐き戻しと同時に明らかな不調が見られる場合は、獣医に相談する必要があります。
- 獣医の診察: 獣医は吐き戻しの原因を特定し、必要に応じて治療や適切な管理法を提案します。持続的な問題や症状の変化がある場合には早めに診察を受けることが大切です。
吐き戻しは猫にとって一時的な現象であることが多いですが、原因を理解し、予防策や適切な対応をすることで、猫の健康と快適な生活をサポートすることができます。
うちでは吐いてもまだチュールを食べたり、元気に遊んでいるうちはあまり病院へはいきません。
明らかに具合が悪そうな状況や食欲が落ちたときは、すぐに2ニャンズ共に病院へ連れて行くようにしています。
早めの対処で良くなるケースも多いので、普段からニャンズをよくみるようにしていきたいところです。